Oviraptor egg
アジア産のオビラプトルの卵です。
オビ→卵
ラプトル→泥棒
卵泥棒と名付けられた恐竜ですが、その後の研究で、泥棒ではなく、自分の卵を大切に守っていただけであったと発覚しました。自分の卵を大切に守っていただけなのに泥棒呼ばわりされてしまった非常に可哀想な恐竜です。写真の最後にそのオビラプトルの姿を載せてるので参考までに。その可哀想な恐竜が大切に守っていた卵がこれです。もしかしたら、ジュラシックパーク3のように、この卵を持ってるとオビラプトルが取り返しに来るかも知れません。そう考えるとすごく面白いです。
オビラプトルの卵はかなりニセモノが多いですが、これは間違いなく100%本物と言えます。なぜなら、少しクリーニングしてみたところ問題なく出来たので、100%本物です。日本の市場に出る卵化石はほぼすべて、クリーニングした方が直接売ってないので、100%本物まで言い切ることは中々難しいです。
卵化石というのは非常に偽物が多くクリーニングしてみない事にはハッキリ真実が分からない場合が多いです。
真ん中には大きな補修があり、掘り出す際に半分に割れたのだと思いますが、殻の状態等から考えてかなり丁寧にクリーニングされた大切に扱われた卵である事がわかりますし、形も潰れた卵が多い中、かなり綺麗な卵の形を保存しています。綺麗な卵に見えても別の卵の殻を貼り合わせただけのものも多くあるのが現状です。
大きさは直線19センチで、普通のオビラプトルの卵ですが、今現在、海外のミネラルショーでも見かける事が少なくなった卵化石。貴重です。そして今後も更に貴重になる可能性あります。写真ではあまり良いものに見えないかも知れませんが、手に持てばズッシリ重く、見た目よりも頑丈で、かなり存在感あります。実物はさすが、これが本物の恐竜の卵…と感動されると思います。恐竜の卵化石には興味がないと言っているコレクターの方に是非おすすめしたい化石です。